ボラティリティとは?相場の「荒れ具合」の読み方をやさしく解説
ニュースで「ボラティリティが高まっています」と聞いても、ピンとこない方は多いはず。ボラティリティは、相場の「荒れ具合」を表す、とても便利なものさしです。やさしく整理します。
ボラティリティ=値動きの「振れ幅」
ボラティリティ(volatility)とは、価格がどれくらい激しく上下しているかを表す言葉です。日本語では「変動率」と訳されます。大きく乱高下していればボラティリティが高い、小さくおとなしく動いていればボラティリティが低い、という具合です。
注意したいのは、上がる・下がるの方向とは関係ないこと。急騰でも急落でも、大きく動けばボラティリティは高くなります。あくまで「動きの激しさ」を測るものさしです。
高い時・低い時、それぞれの意味
ボラティリティが高い時
相場が不安や期待で揺れている状態です。暴落時はもちろん、急騰時にも高まります。値動きが大きいぶん、短期間に大きく動く可能性がある一方、読みにくく、振り落とされやすい局面でもあります。
ボラティリティが低い時
市場が落ち着き、方向感なくおとなしく推移している状態。穏やかで安心に見えますが、ここに落とし穴があります。
「静かすぎる相場」はむしろ要注意
相場の世界には「凪のあとには嵐が来る」という経験則があります。ボラティリティが極端に低い状態が続いたあと、何かのきっかけで一気に荒れることが少なくありません。静けさは、エネルギーを溜めている状態とも言えるのです。このため、プロは「動かなすぎる」ことも一種の異常として警戒します。詳しくは静けさは危険信号?をご覧ください。
個人が毎日チェックするには
ボラティリティは本来、過去の値動きから計算する少し専門的な指標です。ただ、ざっくりとは「最近、値幅が普段より大きい/小さい」を感じ取るだけでも十分役に立ちます。marketzawa では、この荒れ具合を市場全体でまとめて「ざわつき指数」という0〜100の数字にして、毎朝ひと目でわかるようにしています。
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